フルハウスは、同じランクのカード三枚と、別のランクの二枚でできる役です。9♦9♣9♠4♥4♣なら「ナイン三枚とフォー二枚のフルハウス」です。フラッシュ、ストレート、それより下のすべての役に勝ち、負けるのはフォーカード、ストレートフラッシュ、そして自分より強いフルハウスだけです。フルハウス同士がぶつかったときは、三枚のほうのランクで勝者が決まります。この最後のルールで解決する言い争いは、この記事のほかの説明を全部合わせたものより多いくらいです。
ポーカーのフルハウスとは どんな役?
同じランクのカード三枚に、別のランクのペアを加えるとフルハウス
フルハウスの強さ:勝てる役と負ける役
| 対戦 | 結果 |
|---|---|
| フルハウス対フラッシュ | フルハウスの勝ち |
| フルハウス対ストレート | フルハウスの勝ち |
| フルハウス対スリーカード、ツーペア、それ以下 | フルハウスの勝ち |
| フルハウス対フォーカード | フォーカードの勝ち |
| フルハウス対ストレートフラッシュまたはロイヤルフラッシュ | ストレートフラッシュの勝ち |
| フルハウス対より強いフルハウス | スリーカードのランクで決まる |
フルハウスの例を三つ、強い順に並べます。エース三枚とツー二枚のフルハウス(A♠A♥A♦2♣2♠)は、ナイン三枚とエース二枚のフルハウス(9♦9♣9♠A♥A♣)に勝ち、それはツー三枚とエース二枚のフルハウス(2♦2♣2♠A♠A♥)に勝ちます。まず三枚のほうを読めば、順番に迷うことはありません。組み合わせごとの勝敗は、フルハウスに勝てる役で一つずつ取り上げています。
フルハウス同士の 強さ:どちらが勝つ?
ルールは、まず三枚のほうのランクを比べることです。それが同じときだけ、ペアで決まります。ペアのランクがどれほど高くても、まず三枚のほうのランクが優先されます。Poker Skillの勝者判定の総仕上げレッスンでは、Q♦Q♥9♣9♠2♦のボードでこのルールを確かめます。スリーカードを先に比べるので、クイーン三枚のフルハウスがナイン三枚のフルハウスに勝ちます。
実際の例で見てみましょう。こちらは9♦9♣、相手は7♠7♥を持ち、ボードは9♠7♦4♥4♦2♣と出ました。こちらはナイン三枚とフォー二枚、相手はセブン三枚とフォー二枚のフルハウスです。三枚のほうはこちらがナイン、相手がセブンなので、ナイン三枚のフルハウスが勝ちます。相手のペアのほうがエースだったとしても、結果は変わりません。相手のハンドをA♠7♣、ボードを7♥7♦A♥9♠2♣に変えると、相手はセブン三枚とエース二枚のフルハウスになりますが、それでも9♦9♣を持つプレイヤーに負けます。ナイン三枚とセブン二枚のフルハウスは、ペアが何であれ、セブン三枚のフルハウスより上だからです。「エース二枚つき」と聞くと強そうですが、三枚のほうのランクが同じでない限り、勝敗には影響しません。
ボードのフルハウスが両者にとって最強の五枚になる場合は、引き分けになります。K♠K♥K♦7♣7♥では、A♠Q♦を持つプレイヤーも8♣7♠を持つプレイヤーも、ボードのキング三枚とセブン二枚のフルハウスを使います。最強の五枚のルール
ペアボードの落とし穴
同じポットにフルハウスが二つあると、チップが大きく動きます。フルハウスができたら誰もフォールドしないので、ほぼ毎回、弱いほうのフルハウスが強いほうにチップを明け渡します。この傾向は名前がつくほど確かで、ジーボの定理
もう一つの落とし穴はカウンターフェイト
フルハウスができる三つのルート
テキサスホールデムでは、フルハウスは三つのルートのどれかでできます。どのルートでできたかがわかれば、それがどれだけ隠れているかもわかります。一つ目のルート:ポケットペアを持っていて、フロップで三枚目が来て、後でボードがペアになる、セットからフルハウスになるラインです。ベットでポケットペアを明かす必要はなかったので、これは相手から見えません。二つ目のルート:ホールカード二枚ともを使ってフロップでツーペアになり、ターンかリバーでそのどちらかが三枚になります。これもよく隠れていますが、ツーペアは最初から弱点を抱えているので、三つの中で、相手のより強いハンドに負けている可能性が最も高いルートでもあります。三つ目のルート:ボード自体がペアになって、自分のランクの高いペアやスリーカードがフルハウスになる、テーブルの全員に見えるルートです。相手に見えやすいルートでは獲得できるチップが少なく、より強いフルハウスにもぶつかりやすくなります。そのため、相手に見抜かれにくいフルハウスは積極的にベットやレイズをし、見えやすいフルハウスは慎重にプレイするのが理にかなっています。
フルハウスができる確率
ほとんどの場面は四つの数字でカバーできます。どれもテキサスホールデムの数字です。ポケットペアを持っているとき、フロップでフルハウスになるのは約1パーセントです。フロップでセットになれば、リバーまでにフルハウスかフォーカードになるのは約33パーセントです。ホールカード二枚ともを使ってフロップでツーペアになれば、リバーまでにフルハウスになるのは約16.5パーセントです。アウツは四枚で、引くチャンスは二回あります。どんな二枚でもリバーまで行けば、フルハウスができるのはおよそ2.6パーセントです。だからこそ印象に残りやすく、ついオーバープレイしてしまうハンドなのです。
フルハウスが当てにならないとき
ハンドが強いので、つい何も考えずにプレイしがちですが、そうなると三つの場面で負けます。K♠K♥K♦7♣7♥の例のようにフォーカードがありうるボードでは、ボードでできたこちらのフルハウスは、よくてもポットを分け合うのが精一杯です。誰かがキングを一枚持っているだけでそれに負けますし、セブン以上のポケットペアにも負けます。ダブルペアボードでは、「フルハウスがある」とわかっただけでは不十分です。どのフルハウスかが重要です。弱いほうのフルハウスは、強いほうにスタックを奪われるからです。そして、ランクがつながっていて同じスートがそろったボードでは、フルハウスはストレートフラッシュに対して何のブロッカーにもならないことを覚えておきましょう。5♥6♥7♥のフロップで7♣7♦を持ち、ターンの5♦でセブン三枚のフルハウスになっても、8♥9♥を持つ相手はフロップからストレートフラッシュを持っています。めったにありませんが、痛い目にあうのは、そういうめったにない場面です。
実戦でのパターン
ボードがペアになるたびに、ベットする前に二つ自問しましょう。一つ目は、このボードで作れる一番強いフルハウスは何で、自分のはそれにどれだけ近いか。一番上かそれに近ければ、相手のスタック全部を狙ってベットします。下のほうなら、ポットは中くらいにとどめ、攻めるのは相手に任せます。二つ目は、相手がある一枚を持っているだけで、自分のフルハウスが負けるかどうか。ボードにスリーカードが出ているときは、そのカードを持つ人が一人いるだけで、すべてが変わります。それを最初に確認するプレイヤーこそ、うまくいかない夜にも負けを最小限に抑えられます。
役の強さの中での位置
フルハウスは役の強さで上から四番目で、フラッシュの上、フォーカード
よくある質問
フラッシュはフルハウスに勝てますか? 勝てません。フルハウスはフラッシュ、ストレート、それより下のすべての役に勝ちます。同じスート五枚のフラッシュは見栄えがしますが、役の強さではフルハウスが一段上で、この差は大きいのです。ホールデムでスタックを失う場面の中でも、フラッシュとフルハウスの対決は特によく起こるケースの一つです。
フルハウスより強い役は? フォーカード、ストレートフラッシュ、ロイヤルフラッシュ、そして自分より強いフルハウスです。それ以外にはありません。だからほとんどのボードでフルハウスは事実上のナッツになり、まさにそのために、より強いフルハウスという例外には用心が必要なのです。
エース三枚とキング二枚、キング三枚とエース二枚のフルハウス同士はどちらが勝つ? エース三枚とキング二枚のフルハウスです。まず三枚のほうのランクを比べます。エース三枚はキング三枚に勝ち、比較はそこで終わりです。ペアで決まるのは、二人の三枚のほうが同じときだけです。
フルハウスができる確率は? どんな二枚でもリバーまでで約2.6パーセント、ポケットペアならフロップで約1パーセント、フロップでセットになっていれば、フォーカードも含めてリバーまでに約三分の一です。特別に感じるほどまれで、それでいて、より強いフルハウスの問題が毎回のセッションで出てくるくらいにはよく出ます。